会社員を経て、メイク学校へ~なぜ、メイクアップの道へ?

会社員だった頃の私は、自分に自信が持てず、お化粧に対しても後ろ向きでした。

「どうせお化粧をしても、変わらないし、不器用だから、無理。」

と思い込んでいました。

ですがある日、ひょんなことから、コスメカウンターで、プロのメイクアップアーティストにお化粧を施してもらうことになりました。

メイクが終わって鏡を見た瞬間、いままで出会ったことのない自分がそこには映っていました。

 

はじめて、「変わる」という体験をしました。

‘メイクで変わった’体験が、自分の殻を破りました。

こんなにも、心がふっと明るくなって、思わず顔を上げて帰りたくなるような気持ちになるなんて。

メイクをされるという、その繊細で優しいタッチが、その化粧品の香りが、その可愛らしいパッケージが・・・

すべての感覚が呼び覚まされるその体験が、心の状態をも変える、そんなすばらしいパワーを持ったもの。

それが「メイク」。

「───わたしもいつか、こんな感動を、ひとに伝えたい。

わたしもこんなふうに、人をキレイにして、喜ばれる仕事がしたい───」

昔の自分のように、「どうせお化粧をしても、変わらないし、不器用だから、無理。」
と思い込んでいる人がいるのなら、

「あなたは、もっと美しくなっていいんですよ」と、そっと背中を押し、

「美しさの光を照らし、自信をもって輝く人生を送りましょう」と勇気づけたい、

その思いで、日々活動しています。